2018.01.03更新

カンジダ膣炎の治療にはエンペシドが有効

女性であれば誰にでも経験する可能性のある、カンジダ膣炎ですが再発しやすいのが特徴です。
これは原因菌のカンジダがカビの一種の真菌に属するものである為、体温下で湿潤している膣粘膜では増殖するための好条件が常に整っているからです。
再発しやすいのにはもう一つ、カンジダが膣内部の常在菌の一種であることにも多いに関係があります。
普段から出来る予防策は、清潔を保ち通気性の良い下着を着用するのはもちろん大切ですが、デリケートゾーンを刺激の強いボディソープは避けて、弱酸性の石鹸での洗浄を心がけることです。
洗いすぎも逆効果なので、適切な洗浄を心がけましょう。

しかしどれだけ気を付けてもカンジダ膣炎は再発しやすいので、治療薬は常備しておくのが賢明です。
治療薬に使用されるのはエンペシドという抗菌薬です。
この薬には原因菌になるカンジダを初めとしたカビ(真菌)の増殖抑制効果が認められており、局部のかゆみやオリモノの変化などのカンジダ膣炎の症状の改善に効果を発揮するわけです。

ところでエンペシドにはクリームなどの形状のものもありますが、カンジダ膣炎に最も効果を発揮するのは、膣錠タイプの薬です。
文字通り膣に直接投与する錠剤なので、患部に有効成分が直接かつ長時間滞留することで、より高い抗炎症効果や抗菌作用を期待出来ます。
ただし効果的に使用するには使い方にポイントがあります。

エンペシド膣錠は解けやすい発泡タイプなので、膣内に挿入後速やかに溶けて広がるのです。
使用するのは就寝前がベストです。
立位姿勢では膣内で溶けて液状化したエンペシドの有効成分が体外に排出されてしまう恐れがあります。
これに対し横臥姿勢では、身体を横にするのでこのような心配がないからです。

また就寝前に入浴するのが一般的なことから膣も清潔になっていることで治療効果を、あげる意味もあります。
挿入後は患部に触れた手指は石鹸できれいに洗い流します。エンペシドの治療期間は1-2週間程度になるのが通常です。
もちろん、治療期間は患部の状態や症状により左右されるのは、言うまでもありません。

治療中も常に清潔にしておくことを心がける

カンジダ膣炎の第一選択薬として活用されているのがエンペシドです。
エンペシドはクロトリマゾールという成分が含まれるイミダゾール系の抗真菌剤です。
カンジダ膣炎の原因となるカンジダ菌に対して殺虫的に作用します。カンジダ膣炎の治療においては治療期間が長くなる傾向にあります。

そのため、根気強く治療を続けるようにすることが大切です。
治療薬として、エンペシドにはクリーム状や液状のものもありますが、カンジダ膣炎に最も効果的なのは膣錠です。
膣錠であれば膣内のカンジダ菌にも効果を発揮します。

カンジダ膣炎の原因となるカンジダ菌は真菌の仲間でありカビの一種です。
高温・多湿の環境で最もよく活動します。カンジダ菌自体は健康な女性でも皮膚、口の中、消化管、膣内に存在しています。
それが風邪や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下したり、ホルモンの変化などによって膣内で増殖することによって発症します。
カンジダ膣炎となった場合にはできるだけ患部の通気性を確保し、常に下着を清潔にしておくことが大切です。
これはカンジダ膣炎を予防するためのポイントとも言えます。

カンジダ膣炎になった場合、あるいは再発を防ぐためには、日常生活でも気をつけたいことがあります。
カンジダ菌は高温で湿潤な環境を好みます。そのため通気性の良い綿の下着やゆったりとした洋服を着用することが大切です。
デリケートゾーンもシャワーや入浴、水泳の後などには十分に乾燥させることが大切です。

生理中以外のナプキンの使用はできるだけまめにナプキンを交換する必要があります。
濡れた水着や湿った衣類はカンジダ菌が活動しやすい環境を作ってしまうため、できるだけ早く着替えるようにします。
カンジダ膣炎を早く治したいからといって、石鹸を用いたデリケートゾーンの洗いすぎは逆効果となります。
刺激の強い石鹸等で強く洗ってしまうと炎症症状がひどくなることから、軽く洗い流す程度に留めることが大切です。

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